本人も周囲も気が付きにくいが実はかかっている人が多い病気

増えている鬱病のタイプ

頭を抱える男性

鬱病を発症しても気づかないケースもある

自分でも知らないうちに鬱病に罹ってしまうことがあります。若い人にも増えており、以前よりも落ち込みやすくなったと感じている方もいます。人によって鬱病の症状には違いがありますが、今まで好きだったことに興味が持てなくなったりイライラするという方も多いです。さまざまある鬱病のタイプの中でも最近増えているのが微笑み鬱です。微笑み鬱は、自分でも気づかない程度の軽い鬱症状を発症しており、何となく落ち込むなと感じていながらも周囲に笑顔で振るまってしまう症状です。微笑み鬱を患ってしまったとしても本人は、これまでの日常生活を送ることが当たり前だと感じています。そのため、気分の落ち込みや身体のだるさを感じていても普段通りに仕事や家事をすることができます。また、これまで通り人と接することにも問題を感じていません。しかし、このまま何の対策もせずに日常生活を過ごしてしまうと睡眠や食欲に影響が出てしまうこともあります。また、好きだったものに興味を持てなくなってしまうこともあるでしょう。気分が落ち込んだり疲労感が抜けないという症状を感じているのであれば、心療内科に通い適切な治療を受けることが大切です。さらにゆっくりと身体を休めてリラックスできる時間を持つようにしましょう。

微笑み鬱は、自己判断で改善するのではなく、専門的な知識を持った医師に相談することが大切です。心療内科では、医師によるカウンセリングのほかにも薬物治療などを行い改善を目指します。微笑み鬱の場合、まずは発症してしまった原因を探ることが欠かせません。今抱えている問題や不安な気持ちに目を向けることも改善するために意識して行うことが重要になります。また、今抱えている問題を解決し幸せになっている自分をイメージしながら、解決策を志向していきます。最後にそのイメージに沿って、どのように行動していくのかが正解なのかを見極めます。この施術は、実際に心療内科で取り入れられているブリーフセラピーというものです。ブリーフセラピーを実践すると今抱えている問題に目を向けるキッカケになり、さらにゴールを明確化できるのもメリットです。行動課題を決め自ら動いていくことで習慣を変えて理想の自分に近づきやすくなります。微笑み鬱になる人は、知らず知らずのうちに自分に厳しくなってしまい、無理な課題を課してしまうこともあります。しかし、考え方の癖を変えて今しなければいけないことは何なのかに目を向ければ、自分を追い込むことなく気持ちや身体を楽にすることができます。